【ドラッグストアでもう困らない!】薬に関する英語

英語、薬

こんにちは、カリフォルニアVRスタートアップ「イマース(immerse)」が運営する学習メディア「イマースラボ」で英語を研究している「KAHO」です。

季節の変わり目や、目まぐるしく活動をした後って、なにかと体調を崩しがちですよね。特に新生活を始めて慣れてきた頃、緊張感から少しずつ解放されるのと同時に、風邪を引いてしまったなんてことはありませんか?

留学でアメリカで生活を始めて約3か月目を迎えた頃、私だけでなく周りの友人まで、かなりの確率で風邪を引いていたのを思い出します。

アメリカでは、医療費がかなり高額なので、薬が欲しいとなれば、基本的には薬局を利用することと思います。

いざ薬局に向かい、薬を買おうと思ったものの、知らない単語の羅列を見て、途方に暮れた経験はありませんか?これかな?と思ったものを、自身のスマホの辞書ツールをで調べて…の繰り返しをしたという経験をお持ちの方、きっといらっしゃると思います。

今回は、そんな手間を省けるような、自分の症状に合った薬を手に入れるために使える、薬にまつわる英語をまとめました。

薬 英語
Pexels  Pixabay による写真

【薬の英語】はじめに基本的な単語を知る

まずは、医療系の英単語について、基本的なものをおさえておきましょう。以下の単語は、薬局で薬を購入したいときに注意したい単語です。

pharmacy:

「処方箋を出す」薬局、ドラッグストアの中にある調剤薬局を指すこともあります

drugstore:

薬局、薬のほかに日用品も販売する薬局、ドラッグストア

pharmacist:

薬剤師

(イギリスでは、”chemist“と呼ばれますが、アメリカではめったに使われません)

side effect:

副作用

symptom:

症状

prescription:

処方箋

remedy:

治療薬、医薬品

「薬」の言い方
薬を表現したいとき、”drug”と”medicine”の、2種類の言い方がありますが、ここで違いを明確にしておきましょう。

drug: 体内摂取した時に生理学的な影響を及ぼす物質、もしくは薬物のこと

medicine: 疾患の治療や予防に使用される製剤のこと

つまり、前者はかなりの確率で危険薬物(麻薬など)に該当する可能性があります。なので、普段の生活においては”medicine”を用いるようにしてください。

【薬の英語】①説明から症状を知る

薬を購入する上で、自分の症状に該当する英語を知っておくことは、何よりも大切ですよね。

ただ、中学校や高校で習った単語、症状にまつわる単語がそのままパッケージに書かれているケースは非常に少ないのです。

実際ドラッグストアに入っても、専門用語が並んでいる様子が頻繁に見受けられます。

パッケージに表示されている単語に関して、症状ごとに分けて下にまとめました。

【症状1】総合的な薬

英語日本語訳
painkiller 鎮痛剤・痛み止め
fever reducer / antipyretic 解熱剤
cold medicine 風邪薬
cough relief 咳止め
antibiotics 抗生物質
anti-inflammatory 抗炎症剤

【症状2】鼻・口腔系

英語日本語訳
rhinitis 鼻炎
stuffy nose / sinus congestion 鼻詰まり
cold sore ヘルペス
mouth sore 口内炎
sore throat のどの痛み

【症状3】胃腸

英語日本語訳
antacid 制酸薬
heartburn relief 胸やけを抑える薬
lactose intolerance 乳糖不耐症
anti-diarrhea / medicine for diarrhea 下痢止め
constipation (laxatives) 便秘(お通じに効く薬)
probiotics / digestive health 整腸剤
nausea 吐き気、むかつき、悪心

【症状4】持病系

英語日本語
migraine relief 偏頭痛の緩和
sleeping pill 睡眠導入剤
asthma 喘息
allergy アレルギー
motion sickness 乗り物酔い

【症状5】その他

英語日本語訳
antidote解毒剤
itch relief かゆみ止め
arthritis pain relief 関節痛の緩和

【症状6】応急処置

英語日本語訳
antiseptic solution消毒液
burn treatment 火傷の手当て
itch / rash treatment かゆみ/発疹ケア
scar treatment 傷の手当て
wart removal イボの除去

【薬の英語】②薬の種類を表す単語

薬の形状に関する単語を以下にまとめました。

薬の形状についても理解したうえで購入することは大事ですよね。

粉薬が苦手な方、錠剤が苦手な方、様々にいらっしゃることでしょう。

間違ったものを買わないようにするためにも、下の表で、パッケージに書かれている単語が何を表しているのかをしっかりと確認したいところです。

英単語日本語訳
tablet 錠剤
internal medicine 内服薬
powder 粉薬
syrup シロップ
capsule カプセル
pill 丸薬(ピル)
lozenge トローチ、咳止めドロップ
sublingual medicine 舌下薬
gargle うがい薬
suppository 座薬
Chinese medicine もしくは herbal medicine 漢方薬
application 外用薬
ointment 軟膏
eye drops 目薬
nose drops 点鼻薬
vaporizer 吸引器
cold patch / warm patch 湿布/温湿布

【薬の英語】③薬剤師さんに尋ねる

そうはいっても、一人で購入することに不安があることと思います。

薬のコーナーには担当の方がいらっしゃることが多いです。

薬を見比べていたりする時に、お声を掛けて下さる場合もあるので、その時に使えるようなフレーズを集めました。

英語 薬
Myriam ZillesによるPixabayからの画像

あなた

Do you have medicines for ○○?
(○○に効く薬はありますか。)
*○○には、症状を当てはめて言いましょう

あなた

Can I buy antibiotics without a doctor’s prescription?
(処方箋なしでも抗生物質を買えますか?)

あなた

Do you have a painkiller that won’t bother my stomach?
(胃に負担のない痛み止めはありますか?)

あなた

Do you have a cold medicine that won’t make me sleepy?
(眠気を催さない風邪薬はありますか?)

眠気を催さない」という表現を “non-drowsy” ということもできます

あなた

Does it have any side effects?
(副作用はありますか?)

あなた

Is there a children’s version of this medicine?
(この薬の小児用はありますか?)

あなた

I have an allergy to ○○.
(○○アレルギーがあるのですが。)
*薬アレルギーがある人はしっかりと確認して伝えましょう!

【薬の英語】④服用方法を確認する

【服用】①説明を読む

服用方法に記載されている文章は、しっかりと読んだうえで正しく服用する必要があります。そのためにも、まずは使われる動詞、助数詞や回数の言い方をおさえましょう!

動詞
・飲む take
・塗る apply
・貼る put (on)

薬の数え方
・~錠 ~tablet(s)
・~カプセル ~capsule(s)
・~包 ~pack(s)
・~滴 ~drop(s)
・~瓶 ~bottle(s)
・~個 ~piece(s)

回数
・1回 once
・2回 twice
・3回 three times

以上より、このようにまとめられます。

例1: Please take one tablet three times a day after meals.

(1日3回食後に1錠飲んでください。)

例2: Please take two packs once a day before you go to bed.

(1日2包を就寝前にお飲みください。)

【服用】②説明書きに出てくる単語

dosage / dose:

服用量

directions:

服用方法

indications:

適応症

concentrated form:

濃縮タイプ

liquid form:

液状タイプ

antihistamine:

抗ヒスタミン剤

non-drowsy:

眠気を催さない

【薬の英語】まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は薬にまつわる英語に関してご紹介しました。専門的な医学英語も含まれるので、少し難しかったかと思います。

しかし、これからの留学生活や、海外生活を楽しむために、体を健康に保つことは非常に大切ですよね。

ただ、実際に欲しい薬を見つけるには、薬剤師さんに尋ねるのが1番です。そんな中、薬剤師さんとのコミュニケーションに不安を覚える方もいらっしゃると思います。それだけでなく、様々な場面で専門用語が必要になる時って必ずありますよね。

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