【英語試験対策】意味がわからない単語が予測できちゃう!英語の語幹一覧

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こんにちは、アメリカのVR英会話レッスンスタートアップ「イマース(immerse)」が運営する英語学習メディア「イマースラボ」で英語を研究している研究員の「SAKURA」です。
 
イマースが運営するイマースラボでは「英語で、世界へ」をテーマに「すぐ使える実践的な英語フレーズ」を紹介しています。
 
英語学習者なら誰もが通るのがTOEICや英語検定などの英語試験ですよね。
 
点数をあげようと思ってもなかなかすぐには上がらないのが現実です。
 
みなさんそれぞれ苦手な分野があると思いますが、今回は知っていれば絶対試験で役にたつ「語幹」についてご紹介したいと思います。
 
記事の最後にはTOEICなどの読解問題で役立つテクニックも載せているので、よかったら最後まで見てくださいね。

覚えれば絶対役立つ!語幹って何??

みなさん「語幹」という言葉を聞いたことはありますか?

国語などの授業で耳にした事があるかもしれません。

英単語は「接頭語」「語幹」「接尾語」など、複数のパーツが組み合わさって一つの単語ができています。

それら各々に意味があり組み合わせることで、英単語の意味を作り出しているのです。

なので語幹の意味を覚える事ができれば、全く見たことのない英単語でもある程度意味が推測できるのです!

これまでに英語の読解問題などで英単語の意味がわからず、全然太刀打ちできなかった…という経験がある方も多いと思います。

私も英単語の知識量が少なく、長文の問題に苦手意識を持ってしまっていました。

でも語幹を覚える事で長文に対する恐怖や苦手意識を少しづつ和らげていく事ができました。

語幹を覚えることによって効率的な英単語学習、さらには苦手だった読解問題を克服できてしまうかもしれません。

ただ、語幹は400種類以上あると言われています。

全て覚えるのは非効率的ですので、今回は頻出の語幹に絞ってご紹介したいと思います!

【例】意味を推測してみよう

例えば「immerse」という英単語を例に見てみましょう!

「immerse」「没頭させる」という意味があります。

「immerse」は「im」と「merse」の二つのパーツに分ける事ができます。

im→in, into:〜の中に merse→merge:水に潜る、溶け込む

二つの意味が組み合わさり、「没頭する」という意味になるのです。

このように意味を組み合わせてイメージを掴むのが、語幹による意味の推測方法です。

「接頭語」「語幹」「接尾語」それぞれのイメージを覚えることで、単語の意味を推測できるようになります。

【接頭語編】英語の接頭辞の意味まとめ

英単語で単語の頭につく接頭辞とそのあとに続く単語の組み合わせで意味やニュアンスを推測する事ができます。

単語の頭にくるので一番探しやすくわかりやすい部分です。

接頭語意味意味
pre-前にpreviewpre(前に) + view(みる) = 試写・下見
post-後にpostponepost(後に) + pone(置く) = 延期する
im-反対imperfectim(反対) + perfect(完全) = 不完全な
un-否定unableun(否定) + able(可能性) = できない
co-共にcoworkerco(共に) + worker(働く人) = 同僚
en-その状態にするenjoyen(その状態にする) +joy(楽しむ) = 楽しい
inter-相互間でinterchangeinter(相互間で) + change(変える) = 交換する
re-戻す/再びrebornre(再び) + born(生まれる) = 再生する
ex-外にexposeex(外に) + pose(置く) = さらす
in-中にincludein(中に) + clude(閉じる) = 含む
de-離れて/下にdecreasede(下に) + crease(増える) = 減る
dis-離れてdisagreedis(離れて) + agree(賛成する) = 反対する
mis-誤ってmisunderstandmis(誤って) + understand(理解する) = 誤解する
over-超えてoverlookover(超えて) + look(見る) = 見逃す
sub-下にsubwaysub(下に) + way(道) = 地下鉄

【語根編】英語の語幹の意味一覧

語幹(語根)は単語の前にも後にも来る事ができる部分です。

多くの場合は接頭辞のあとに語根が続きます。

語根意味意味
cept取るacceptac(〜の方向へ) + cept(取る) = 受け取る
tain保つsustainsus(下に) + tain(保つ) = 維持する
pose置くimposeim(中に) + pose(置く) = 課する
scribe書くdescribede(下に) + scribe(書く) = 描写する
duct導く conductcon(共に) + duct(導く) = 行う
ply折るimplyim(中に) + ply(折る) = 暗示する
fer運ぶconfercon(共に) + fer(運ぶ) = 話し合う
mit送るadmitad(〜へ) + mit(送る) = 〜へ入ることを許可する
spect見るinspectin(中に) + spect(見る) = 調査する
tend伸ばす/引くextendex(外に) + tend(伸ばす) = 拡大する
tract引っ張るattractat(〜の方向へ) + tract(引っ張る) = 引きつける
dict言うpredictpre(前に) + dict(言う) = 予測する
ject投げるinjectin(中に) + jest(投げる) = 注射する
port運ぶexportex(外に) + port(運ぶ) = 輸出する
form形づくるreformre(再び) + form(形づくる) = 改良する

【語尾編】最後にわかる英単語の意味・品詞

接尾語は単語の一番後ろについている部分です。

接尾語によって意味を補足する役割と、単語の品詞を決定する役割があります。

接尾語意味意味
-able〜できるmovablemov(動く) + able(〜できる) = 可動の
-ful〜に満ちたpowerfulpower(力) + fun(〜に満ちた) = 強力な
-al〜に関するannualannu(年) + al(〜に関する) = 毎年の
-ify〜化するjustifyjust(正しさ) + ify(〜化する) = 正当化する
-ate〜にするcreatecre(つくる) + ate(〜にする) = 創造する
-logy学問biologybio(命) + logy(学問) = 生物学
-er (-or)人/ものpartnerpart(部分) + er(人) = 仲間
-ism主義/説egoismego(自分) + ism(主義) = 利己主義
-age状態/集合heritageherit(受け継ぐ) + age(集合) = 遺産
-ance行動/状態acceptanceaccept(受け入れる) + ance(行動) = 受諾
-ness〜であることbusinessbusi(勤める) + ness(〜であること) = 仕事
-ship〜である状態friendshipfriend(友達) + ship(〜である状態) = 友情
-tionもの/ことcaptioncap(つかみ取る) + tion(こと) = 見出し/字幕
-ment〜であることagreementagree(賛成する) + ment(〜であること) = 賛同
-ency状態tendencytend(傾向がある) + ency(状態) = 傾向

これまでに何度も目にしてきた英単語も、語幹を意識する事でどのようにしてその言葉ができたのかイメージと一緒に覚える事ができ、より深い記憶として定着していきます。

初めて目にする英単語もイメージを捉える事で、文章の内容を把握しやすくなるのではないでしょうか。

ただ、語幹を覚えることに時間をかけてしまっては本末転倒なので、日々の勉強の中で気軽に覚えていきましょう。

みなさんの単語の勉強や読解を解く際の参考にしていただければ嬉しいです。

【テスト対策】読解で点数を取るコツ

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どの英語の試験でも避けて通ることのできない読解問題。

どれだけ単語を覚えたり数をたくさん読んでも、なかなかリーディングの点数が上がらない…といったお悩みをよく耳にします。

私も試験では読解の問題に苦手意識があり、いつも苦戦していました。

ここからは英語の試験、特に読解のセクションで使えるテクニックをご紹介したいと思います。

問題は先に読め

読解の際に文章を全て読んでから取り掛かっている方はいませんか?

英語試験においては時間が勝負!

文章を全て読むと時間がかかってしまってあまり効率的ではありません。

そこで、文章に目を通す前に問題文から読む方法を試してみてください。

問題文は実はお宝の宝庫なのです!

問題文に目を通すことで、文章の内容をある程度掴む事ができます

また、何を聞かれているかによって読む場所を絞る事ができるので、文章を全て読む事なく問題を解く事ができます。

日本語に訳すな

英語を読む際に頭の中で一言一句日本語に訳すのもNGです。

先ほどと同じように時間をかけずに問題を解くためには、止まる事なく読み進めていく必要があります。

全てを完璧に理解しようとせず、イメージで文章の大枠を理解するようにしてみてください!

単語の日本語の意味に縛られないこともポイントです。

単語の持つイメージで文章を掴む事ができれば、日本語に訳すことのできない文や単語も理解する事ができます。

段落の最初と最後に注目

英語は伝えたいことを最初に持ってくる言語です。

そのため文章の中でも結論を先に述べるのがいい文章とされています。

その特性をうまく利用して、全ての文を読まずに大事な部分を理解しましょう。

段落の一番最初には、その段落に何が書かれているのかが説明されます。

また、段落の最後にもまとめが書かれる事が多いので、段落の最初と最後の一文に注目して文章を読むことをお勧めします!

ディスコースマーカーに注意

「ディスコースマーカー」とは、英文の中で「印」になる単語のことです。

日本語の文章の中でも「しかし」「けれども」といった逆説や「要するに」「つまり」などの要約の後には重要な主張が述べられますよね。

それは英文の中でも同じです。

目印に気をつけて英文を読むようにしてみてください。

逆説
・buthowever(しかし)
・yet, nevertheless(それにもかかわらず)
・although, while(〜だが)
・on the other hand(一方で)

具体化
・in other words(言い換えれば)
・in short, in brief, in a word(要するに)
・for example(例えば)

追加
・and(~と)
・moreover, furthermore, what is more(さらに、加えて)
・in addition(加えて)
・not only A but also B(A だけでなく B も)

結果
・so, therefore, thus, hence(よって、だから)
・consequently, accordingly(したがって)
・as a result, as a consequence, in consequence(その結果)

要約
in conclusion, as a conclusion(結論として)
in short, in brief, in a word(簡潔に言うと)
to summarize, to sum up(要するに)

単語の意味を推測

文章の中でわからない単語に出会っても焦る必要はありません。

意味を考えて時間をロスしてしまうのはもったいないです!

ここで大事なのは単語の意味を推測する力です。

前後の単語や話のつながりから意味を推測する力をつけましょう。

この時に語幹の意味を覚えていると、意味を推測する手助けになります。

時間配分が鍵

英語試験には制限時間が設けられていることがほとんどです。

そんな中で効率よく試験を進めるためには時間配分が鍵になります。

一つの長文に時間をかけて解くよりも、全ての問題に目を通し、わかる問題に解答する事が点数を獲得する上でとても重要です!

あらかじめ一つのセクションや文章にかけられる時間を計算し、それに沿って試験を進めていきましょう。

【まとめ】語幹を覚えてリーディングも怖くない!

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いかがでしたでしょうか。
 
今回は英単語の意味を推測できてしまう「語幹」について紹介しました。
 
英単語の意味が推測できれば、英語試験がとってもやりやすくなると思います。
 
英語小説や新聞を読むハードルもぐっと下がったのではないでしょうか。
 
しっかり覚えて効率的な英単語学習、英語試験の点数アップを狙いましょう!
 
さらに、覚えた英単語を使うことによって、完璧に自分のものにして
周りと差をつけちゃいましょう!
 
ただ、「一人で覚えるのは苦手だし、ちゃんと効率的に勉強ができるか不安だ」と思う人もいると思います。
 
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