こんにちは、カリフォルニアVRスタートアップ「イマース(immerse)」が運営する英語学習メディア「イマースラボ」で英語を研究している「KOJI」です。
今回は、海外のレストランで注文するときに使える英語フレーズを紹介します!
せっかく海外旅行に来てるんだから、ホテルやレストランで優雅に朝食を楽しみたいですよね。
そこで、「卵料理に関する英語フレーズ」に絞ってまとめてみました!
今回「卵料理」にフォーカスしているのは、海外のレストランやホテル、特にアメリカでは朝食のセットメニューに卵料理が含まれていることが多いためです。
そして、料理によっては注文の際に調理方法を聞かれることがあります。
僕は初め、
「卵料理ってスクランブルエッグとか、ポーチドエッグとかでしょ?だったら簡単じゃん!」
思っていましたが、そう簡単にはいきませんでした。
調理方法のほかにも焼き加減なども聞かれることがあるので、注文で慌ててしまい、思っていたものと違う料理が運ばれてきた、ってこともしばしば。。。
おなかをすかせてワクワクしながら注文をした料理がいざ運ばれてきたときに「あぁ、こんな料理だったんだね。。。」と後悔したこともありました。
英語でする卵料理の注文って、意外と奥が深いんです。
そこで、「せっかく海外に来ているのに優雅な朝食を悲しい思い出にするような失敗を読者の皆様には避けていただきたい」と思い、
「卵を使った料理を注文するときに使える英語フレーズ」をまとめてみたので、一緒に見ていきましょう!
「調理方法を聞かれる」卵料理の英語表現
まずは注文するときに火加減などを聞かれてしまう「一フレーズで終わらない」卵料理を見ていきましょう。
卵料理その①目玉焼き (Fried eggs)
朝ごはんの定番として日本でもお馴染みの「目玉焼き」です。
目玉焼きの総称を英語では “Fried eggs” と表現するのですが、目玉焼きの焼き加減によって異なる英語表現を使うこともあります。
そして、店員が焼き加減を聞いてくるときは
焼き加減はどうしますか?
How would you like your eggs?
店員さん
と確認される場合がほとんどですので、聞かれた時に適当に「Yes!」など答えないように備えておきましょう!
焼き加減「半熟片面焼き」で頼む「Sunny side eggs」
日本で一番一般的とも言える「片面焼きの黄身はとろとろの液状なまま」で注文したいのであれば、 “Sunny side up eggs” と伝えましょう。
【注文例】
「片面焼きでお願いします。」
Can I get a sunny side up, please?焼き加減「半熟両面焼き」で頼む「Over-easy」
この「Over-easy」は「両面焼き焼きで、卵の状態は半熟にしたい!」という方が頼む際に必要なフレーズになります。
両面焼きで、卵の状態は軽く焼いた程度で、黄身はほとんど焼けていないとろとろの液状です
【注文例】
「両面焼きの半熟でお願いします。」
Over-easy, please?焼き加減「中くらい」で頼む「Over-medium」
この「Over-medium」両面焼きで、卵の状態は半熟も残りつつ、固形部分もあるような中くらいの焼き加減が欲しい時に欲しい表現です。
この「半焼き」を意味する“medium”は肉の焼き方にも使える表現ですので覚えておくと便利なフレーズです。
卵焼きの状態は両面焼きで黄身は若干硬いですが、まだ半熟部分が残っている状態でサーブされます。
【注文例】
「中くらいでお願いします。」
Over-medium, please?焼き加減「固め」で頼む「Over-hard」
この「Over-hard」は目玉焼きをしっかり焼いて欲しい時に使う表現です。
卵の黄身が完全に固形化している状態の目玉焼きが欲しい場合はこの表現を使いましょう。
【注文例】
「しっかり焼いてください。」
Over-hard, please?卵料理その②ゆで卵 (Boiled eggs)
「茹でる」を意味する “boil” の過去分詞の “boiled” を使います。
日本語でも“固ゆで”、“半熟”と種類があるのと同様に、英語でも卵の黄身のゆで加減により2種類の表現があります。
「半熟」のゆで卵「Soft boiled eggs」
“Soft boiled eggs” は 半熟ゆで卵。
白身が固まった後、黄身が固まる前にお湯から取り出したものです。
「固ゆで」のゆで卵「Hard boiled eggs」
“Hard boiled eggs” は固ゆでのゆで卵。
黄身を十分に加熱したものです。
「調理方法を聞かれない」卵料理の英語表現
次に火加減やお好みの調理方法を聞かれないため、比較的容易に注文をすることができる卵料理をご紹介します。
「店員とのコミュニケーション」が自信ないという方はこちらを頼んでみてもいいと思います。
※中にはお店により下記料理の中でもサイドメニューなどの好みを聞かれる場合もありますので絶対に聞かれないことを保証するものではありません
卵料理その③スクランブルエッグ( Scrambled eggs)
こちらも朝ごはんの定番として日本でもお馴染みですよね。
“scramble” は「(卵を)かき混ぜながら焼く」「スクランブルエッグにする」という意味です。
ケチャップを添えて、ソーセージやベーコンと一緒に食べたいですね!
卵料理その④ポーチドエッグ(Poached eggs )
“poached” は「落とし卵にした~」という意味になります。
トーストや湯で野菜の上にのせて食べても美味しいです。
また、マフィンの上に、ハムやベーコンと一緒に乗せて、オランディーズソースを掛けたものがいわゆる “Eggs Benedict”「エッグベネディクト」と呼ばれる料理となり、
1974年にハワイのワイキキで創立し、現在卵料理で爆発的人気を誇るハワイアン食堂「Eggs ’n Things 」の人気メニューとしてもに有名です。
※私も大好きなお店なため皆さんには機会があれば是非行ってみてもらいたいです。
エッグベネディクトには沢山の種類があるので、「エッグベネディクト大好き!」という人は自分の好きな種類は抑えておくといいかも知れません。
Eggs Royale
エッグベネディクトの一種で、ハムの替わりにスモークサーモンを使用したバージョン。
Eggs Florentine
エッグベネディクトの一種で、ハムの替わりにホウレンソウを使用したバージョン。
Eggs Neptune
エッグベネディクトの一種で、ハムの替わりに蟹の身(Crab meat)を使用したバージョン。
卵料理その⑤オムレツ(Omelette / Omelet )
オムレツは元々フランス料理で、イギリスの英語とフランス語のスペルでは “Omelette” と表記し、アメリカ」では “Omelet” 表記します。
どちらでも正しいので自由に使ってみてください。
レストランによっては自分で具材を決めて目の前で作ってもらう場合もあります。
チーズ、ほうれん草などの「トッピング」は英語で “topping(s)” ではなく、”filling(s)”になります。
“top”は「上」という意味になるので、上に掛けるものは”topping”といい、”fill”は「中に入れる」という意味なので、中に入れるものは”filling” となります。
オムレツを注文したい時は使ってみてください!
「卵料理を注文する」時の英語表現まとめ
目玉焼きやゆで卵などを注文する際には、店員さんから調理方法について質問されることがあります。
そこで、海外で卵料理を注文する際に想定される質問内容と、それに対する返答をまとめてみましたので、ご紹介します!
卵はどのように料理しましょうか?
How would you like your eggs?
店員さん
まずは、一番初めにもお伝えした卵の調理方法を聞かれる際の定番フレーズです。
よく聞かれるフレーズなので何度でも聞いて、話して、覚えておきましょう。
調理法を答える場合には以下のような表現を使うことができます。
あなた
片面焼きの目玉焼きをお願いします。
Sunny side up, please.
or
あなた
両面焼きの半熟でお願いします。
I’d like them over medium.
or
あなた
オムレツをお願いします。
Omelet, please.
or
あなた
卵2つをスクランブルエッグでお願いします。
Two eggs scrambled, please.
調理方法や卵料理の表現を覚えておけば、あとは “please” を付けるだけで伝わります。
また、お店によって選べる調理法が違うので、「How would you like your eggs?」と聞かれたら、以下のような表現を使ってどんな調理法があるか尋ねてみましょう!
あなた
どんな調理法が選べますか?
What are my options?
【まとめ】料理やレストランには欠かせない卵料理を英語で伝えよう!
いかがだったでしょうか?
せっかくの海外旅行、そしてせっかくの素敵なモーニングの気分を邪魔されないためにも、今回ご紹介した英語フレーズを使ってスムーズに注文をして、おいしい朝食を楽しんでくださいね!
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