こんにちは、アメリカのVR英会話レッスンスタートアップ「イマース(immerse)」が運営する英語学習メディア「イマースラボ」で英語を研究している研究員の「KAHO」です。
突然ですが皆さんは、英会話において話題に困ったことはありませんか?
いざ留学してみたものの、会話についていけずに疎外感を感じてしまう…、こっちから勇気をもって話しかけられない、なんていう思い、私も何度も経験してきました。
話題が見当たらなくて、ただ愛想笑いをしてしまって沈黙が続く重い空気、何とも言えないあの居心地の悪い雰囲気…想像しただけでも英会話への不安が募りますよね…
今回は、私で実証済みの沈黙を避けるための「話題をおさえてネイティブと英会話で盛り上がる」方法をご紹介します!
母国語では、皆さん無意識のうちに話題を選び取って雰囲気に合わせた会話を繰り広げていると思います。
つまりは、話題の選び方さえ掴んでしまえば、自分のペースで会話を繰り広げ、リードしていくことができるということです!
それでは早速見ていきましょう!
目次
【話題をおさえて英会話を盛り上げる①】初対面のとき
初対面で人に会うのはわくわくする反面、緊張もしますよね。さらに母国語でなく、英会話となると、どのような話題から始めれば良いかも困惑してしまうことと思います。
まずは簡単にこんな話題はいかがでしょうか。
話題①簡単な自己紹介
名前、どこから来たのか、何をしに来たのか等、相手に合わせて話していくと良いです。
例:
(日本から来たかほです。4月にここへ来て、英語を学んでいます。お会いできて嬉しいです。)
留学で来ている場合などは、「何を学んでいるか」「いつから来ているのか」「どこの学校に通っているか」を話すこともあります。
“meet”は初対面の相手に、”see”は会ったことのある相手に用います。
違いに注意して正しく用いましょう
話題②相手にも質問してみる
一通り自己紹介が終わったら、相手にも
(ごきげんいかが)
と聞き返してみましょう。
話題③天気の話をする
天気の話をするのは、無難で色々な切り口がありますよね。話題に困ったときにとても便利なフレーズです。
ただ、「今日は寒い/暑いですね」ではそれ以上の会話をしにくいので、以下のようにワンポイント工夫をしてみましょう。
例:
(今日は寒いですけど、私の出身地ではもう雪が降ってますから、比べるとまだ暖かいですね。)
そして相手にも聞き返してみましょう。
外国人なら…
(あなたの出身地はどうですか?)
現地の人なら…
(ここの気候はいつもこんな感じですか?)
一見話が膨らまなさそうな話題でも、相手についての話題に変えたりや質問をすることでより深い英会話へと繋がっていきます。
-名前に関して-
外国人の名前は発音は日本人にとって難しいものです。
名前を教えて貰ったら、一度声に出して聞き返すと英会話がスムーズになります。
同じように、日本人の名前も相手にとっては非常に難しいです。大きな声ではっきりと伝えるのももちろんです。
ですが、相手にEnglish Nameを付けてもらうというのも1つの面白さにつながるのではないでしょうか。
【話題をおさえて英会話を盛り上げる②】友人・知人と会ったとき
アメリカではパーティーなど、友人、知人が集まるイベントが多く開かれます。
そんなとき、積極的に英会話を楽しみたいときに使える「友人・知人との会話の話題」に使えるテーマをみていきましょう。
話題④相手の近況報告を聞く
相手の様子を伺うことは、相手への気遣いと同じですのでさらっと聞きましょう。
例:
(調子はどう?)
Yeah good, thank you.
(ええ、良いですよ、ありがとう。)
あくまで話し始めの挨拶なので、簡潔に述べることを心掛けましょう。
話題⑤服装やアクセサリーなどを褒める
相手がいつもと雰囲気が違っておしゃれをしていそうなときや、話題に困ったときに便利なフレーズで、特に女の子には「これはね、」と話を自ら嬉しそうに深掘りしてくれるケースもあるので話題としては効果的です。
例:
(そのネックレス可愛いね!どこで買ったの?)
このようなファッションに関する質問は、相手の好みを知る上でも非常に使えます。
この切り口からは、
(洋服いつもどこで買っているの?)
Do you have any recommendations about the shop?
(おすすめのショップある?)
なんてお得な情報を手にすることもでき、
さらには、
(今度一緒に行きたい!)
と、お願いをしてしまったら、より一層仲も深まることでしょう!
話題⑥流行りの番組、ドラマで盛り上がる
今はNetflix(ネットフリックス)などのオンライン動画サービスで、海外ドラマをチェックしている人は多いと思います。
エンタメ系が好きな人であれば、共通の趣味を見つけられると特に盛り上がりますよね、それは海外も同じです。
少しでも日本でネタを仕込みたいという方は、是非英語学習と思って英語で、映画やドラマを見ておいてもいいと思います。
例:
(この前の「Master Chef」観た?)
ここで相手からも何か反応があれば、その番組の感想などで間違いなく盛り上がれます。
また、もしその番組を知らなかったとしても、場の雰囲気やその流れで一緒に見てしまうのもいいですね!
-Netflixに関して-
Netflixは英会話に欠かせないと言っても過言ではないくらいアメリカでの契約者は多いです!話題作りのきっかけにもなるNetflixは英語学習者にとってインプット・アウトプットどちらの材料にもなると思います。
【話題をおさえて英会話を盛り上げる③】公的な場にいるとき
学生であっても、ビジネスライクな場に遭遇することもきっとあるかと思います。そんなとき、どんな話題を持ち出せばいいか迷ってしまうこともありますよね。
しかし、とりあえず最初は自己紹介が基本のマナーです。
ここではより「ビジネスライクな挨拶」について紹介します。
話題⑦エレベーターピッチ
皆さんは「エレベーターピッチ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
エレベーターに乗っている間の短い時間で、自分のことに興味を持ってもらうためのピッチ(プレゼンテーション)という由来からこの名前がついており、
時間にして約30秒の間に自己紹介をするものですが、これは忙しいビジネスパーソンと会って自分に興味を持ってるもらう時によく使われるので、事前に準備しておくとよいでしょう。
例:
(はじめまして、私はかほと申します。日本から来ていて、専攻は国際関係学です。今はイマース大学のESLで英語を勉強しています。英語教育に興味があり、将来は英語教育に携わりたいと思っています。)
アメリカでは、握手をする文化があります。自己紹介の後に片手を差し出せば十分です。しかし握る力に注意が必要です。特に初対面では、相手と同じくらいの力加減で「ぎゅっ」と握らないと、失礼になってしまいます。しっかりと相手の目を見て笑顔で握手をすることを心がけましょう。
このように、簡単な自分のバックグラウンド(特に何を学んでいるのか)や、どういったことに興味があるのかということを伝えることで、簡潔なアピールができると良いでしょう。
【話題をおさえて英会話を盛り上げる④】順番に並んでいるとき
人間、何かを待っているときなんて非常に退屈ですよね。まだかなあ…なんて時計を見ていても時計の針は一向に進まない…
アメリカでは、行列に待っている時、バスや電車の公共機関の中など、何気ない時にコミュニケーションを望んでいる人が日本と比較すると多くいます。
街中に英会話のチャンスが転がっているアメリカ、素敵ですよね。
例:
(こんにちは、こんな行列を待たないといけないなんてびっくりです。あなたは来たことがありますか?)
と目が合ったらすぐに話題を持ちかけて、簡単な自己紹介をしてみてもいいと思います。
こうして地元の人と英会話の最初のステップを踏んだら、いざ話題を作りましょう!
話題⑧おすすめを教えてもらう
地元の人だから知っていることをこの際に聞いてみても良いでしょう。
例:
(こっちに来て間もないのですが、この辺りでおすすめの観光地はありますか?)
もしくは、
Do you have any recommendations near here?
(この周辺のおすすめのレストランありますか?)
※自分がこの地に”Unfamiliar”(慣れていない)なことを付け加えると、地元の皆さんの中にはとても親切に沢山のことを教えてくれる人もいるでしょう!
【会話をおさえて英会話を盛り上げる・番外編①】アメリカでタブーとされる話題
どの国にもタブーなことってありますよね。
日本にもその話題はちょっと…というものがあるのと同様、多様性に富んでいるアメリカだからこそ心に留めておきたい、注意すべき話題というものがあります。
アメリカで現地の人とより会話を弾ませるため、また、相手を不快な思いにさせない気遣いとして、以下の話題は避けるようにしましょう!
タブーな話題①宗教
日本では中々意識されることが少ないですが、宗教は非常に繊細なものです。
もちろん、相手が「今日は教会の日だから~」などという文脈から読み取れることもあると思います。
しかし、初対面で尋ねるには、距離感が近すぎてしまう内容なので、避けた方が無難だとされています。
タブーな話題②政治
政治も宗教と同様、個人の思想に関わることになってきます。
もちろん、政治的な話題になることも状況によってはあると思います。
しかし、政治への関心が高い方も多くいらっしゃるアメリカで、その話題を持ち出すこと自体が危険です。
特に外、公共の場での政治の話題の持ち出しは避け、くれぐれも支持している政党について、また特定の政治家に関しての印象を尋ねることは、絶対にやめましょう。
3.年齢
タブーな話題③年齢
日本をはじめ、東アジアでは年齢を尋ねてお互いの上下関係を知る儒教的思想が強いですよね。
しかしアメリカでは、年齢による上下関係の意識というものは特にないため、そもそも「先輩・後輩」という概念はありません。
年齢で人を判断するというよりも、その人の持つ能力や経験に関して重きを置いています。よく「実力社会」と言われる所以も、年齢を意識しない部分と繋がっていそうですね。
自分が踏み込まれたくない話題の時は
このほかにも、基本的に「自分が聞かれたらちょっと…」と思う話題も、わざわざ自分から振る必要はもちろんありませんし、聞かれたくないことに対しては、
(あんまり話したくないです)
と伝えるようにしましょう!
一方で、こちら側から日本に関する様々な紹介をする機会もあると思います。
そのようなときは、≪【日本文化を英語で紹介】外国人との会話を盛り上げる! そのまま使える52の例文集≫を覗いてみてくださいね!
【日本文化を英語で紹介】外国人との会話を盛り上げる! そのまま使える52の例文集【話題をおさえて英会話を盛り上げる・番外編②】 話題を変える方法
「そろそろ同じ話題でのトークに飽きてきたな」なんて時は日本語で話していてもありますよね。
そんな時にどのように話題を転換させようか迷う時もありますよね。
今回は頻繁に用いられる3つを紹介したいと思います。
話題を変えるフレーズ①「By the way」
「By the way」は日常会話・ビジネスシーンに関係なく広く用いることができる万能フレーズです。
また、話題を変えるときのみならず、前に述べたことに新しい内容を加えるときにも用いることができます。
例:
(ところで、週末はいかがでしたか?)
By the way, Tom told me about that.
(そういえばトムが私にそのことを言っていました。)
話題を変えるフレーズ②「Anyway」
「Anyway」は会話をまとめたりするときに使うこともできますし、話が脱線していったときに元に戻す役割のあるフレーズとしても用いられます。
例:
(ところで、私たち何時に待ち合わせる?)
Anyway, today’s meeting is done, right?
(どのみち今日の会議は終わったよね?)
話題を変えるフレーズ③「So」
「So」は基本的に「だから」という結論の意味で用いられることの多い単語表現。
少し伸ばし気味に言うことで新たな話題への転換を表すことができます。
例:
(ところでどうやって大量の課題を終わらせたの?)
【まとめ】英会話の話題作りのために
いかがでしたか?
今回は「話題」に着目した英会話の盛り上げ方を紹介しました。積極的に会話をしなければ、自ら英語を話すチャンスを逃してしまいますよね。そんなチャンスをしっかりと掴むためにも、まずは何を話すかが自分の頭でクリアになっていると、きっとより自然な会話になること間違いなしです!
これらの話題を通して、英会話の練習をどんどんしていってもらえると嬉しいです。
ただ、「他の言語で上手く話をふれるか、英語を話す人と自然なコミュニケーションが取れるか不安だ」、「事前に会話の練習をして自信をつけたい」と思う人もいると思います。
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