【上級者向け】英語リスニング勉強法シャドーイングってナニ?

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はじめに

この記事はこんな方におすすめ
・リスニング上級の方

・ネイティブの英語をスムーズに聞きたい方

・ネイティブの発音をものにしたい方

・ TOEIC リスニングで350点以上を目指している方

こんにちは、カリフォルニアVRスタートアップ「イマース(immerse)」が運営する英語学習メディア「イマースラボ」で英語を研究している「ITSUKI」です。

今回も英語のリスニング能力を向上させるための勉強法の一つ、「シャドーイング」をご紹介します!

英語リスニングの初心者から中級者向けの方のためにも過去の記事にて「リピーティング」「オーバーラッピング」「ディクテーション」を紹介しているので興味のある方はご覧ください。

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今回の記事では英語リスニングの上級者に最適なシャドーイングという勉強法を紹介します。

シャドーイングって聞いたことあるけど「よく分からない」、「難しそう」と思っていませんか?

実はシャドーイングは リスニングだけでなくスピーキングの強化にも繋がるとっても効率の良い勉強なのです。

この勉強法は、簡単な文法やイディオムをある程度知っていて、簡単な英語も聞き取れる方が 、もっと楽にリスニングできるようになったり流暢に話せるようになるためのステップとして使われることが多いです。

そのために、今までに紹介したリピーティングやオーバーラッピング、ディクテーションに比べると、 シャドーイングはとてもスピード感のある勉強法となっております。

さらにはネイティブの話し方の抑揚やリエゾン、リンキング、 発音を聞くだけでなく実際に言葉にして発することから、他の勉強法では得られないような効果もたくさん得られるのです!

英語の音声教材が充実してる今の時代にぴったりの勉強法だとも思います!

【英語リスニング力をつける勉強法①】シャドーイングとは?

シャドーイングの勉強をしている女性の画像
Image by Karolina Grabowska from Pixabay 

はじめにシャドーイングをざっくりと説明すると「聞こえてくる英語の音声を、間を空けずに実際に発音していく作業」と言えるでしょう。 

 

具体的に説明すると

Immerse is a company which is dealing with VR and English edication.

 という英語の音声をそのまま間髪入れずに発音するというような形です。

 

そもそも「shadow」とは影という意味を持っていますので、「教材の音声の後をくっついてくる影として発音する」という由来があります。

 

英語を自分の声で重ねながら行う作業なので慣れないうちは聞き取ることも難しいと感じることもあるかもしれません。

 

しかし慣れてきた時の効果は抜群!

 

リスニングとスピーキングをスピーディーに向上させる最適な手段です!

 

一つの教材を一通りシャドーウィングし終わったら、スクリプトを見て実際に何が言われていたのか確認することで更なる向上を望めます。

【英語リスニング力をつける勉強法②】シャドーウィングの方法

シャドーイングウィ使って英語力を伸ばす画像
Image by rawpixel from Pixabay 

次にステップ別にシャドーウィングの作業内容を確認していきましょう。

STEP.1
教材選び
シャドーイングの教材に使えるものはたくさんあります。
YouTubeポッドキャストラジオなどがあるでしょう。
コンテンツとしては TED Talk など自分の興味のある分野でも構いません。
コンテンツそのものから勉強できるようなら、さらに学習効率が上がるでしょう。
(英語の勉強法を紹介する Podcast をシャドーウィングするなど。)

STEP.2
シャドーウィングをする
ディクテーションの項目では一度教材をしっかり聞き通してから行うことを推奨しましたが、シャドーイングではもう少しチャレンジングなことをやってみましょう。
初めて聞いた音声を間髪入れずにシャドーイングしようとすることで、負荷が上がり英語に対する集中力等の基礎体力向上にもつながるかと思います。
ここでは、ネイティブの抑揚やアクセント文の構造意味を意識し、自分がしゃべっているかのように発音すると、聞いている内容が聞けているか確認するだけでなく、意味として理解できているかも確認できます。

STEP.3
スクリプトの確認
シャドーイングし終わったらそのスクリプトを確認しましょう。
この過程によって自分がどれほど聞けていたのか、さらには文の内容をどれほど理解できたのかがチェックできます。
ここで知らなかった単語や文法イディオムなどもチェックし次のシャドーイングに備えて自分のものにする準備をしましょう。

STEP.4
繰り返し
先ほど使った教材をもう一度シャドーイングしましょう。基本的に同じシャドーイングの教材を使うことは新しいシャドーウィングの教材を使うことと違う効果を持つと考えてもいいです。初めてやる教材は、より実践的に自分のリスニングの瞬発力を練習でき、繰り返し行う教材は、内容や文構造、抑揚などの話し方をものにするという力を鍛えることができます。

シャドーウィングは隙間時間にブツブツと唱えたり(周りに誰もいない時)家事をしながらでもできるので ながら勉強としても使えます。

No pain, no gain.

(日本語訳)痛み無くしては、何も得られない。

【英語リスニング力をつける勉強法③】シャドーイングの効果

シャドーイングをする画像
Image by PourquoiPas from Pixabay 

シャドーイングによって期待できる効果としてリスニング力、スピーキング力、英語の知識力強化が挙げられます!

リスニング力向上!

シャドーイングでは、初めての教材では あやふやなまま聞き取るだけでなく自分の言葉にして発音をしないといけません。そのため、高い目標設定を伴うリスニングが練習できます!

さらにスピーディーなので実践により近く、リスニング力の基礎が固まっている人にとっては良い上達方法だと思います。

とにかく集中が要される作業なので リスニングに関する瞬発力が磨かれるでしょう。

スピーキング力向上!

シャドーウィングではスピーディーなネイティブの音声に対して自分の声を重ねるという作業を行うので、ネイティブの抑揚やアクセントをつかみやすいと思います。

もぞもぞと声を発するのではなくはっきりと発音することで自分が音声を聞き取れているのかしっかりと確認することができます。

さらには自分が自発的に喋っているように発音することで、自分のアイディアを伝える時に必要なイメージを言葉にするという工程の練習もできるのではないのでしょうか。

英語の知識力向上!

シャドーイングではスピーディーな教材をノンストップで行うので圧倒的なインプットが得られるでしょう。

その中では単語やイディオムだけでなく普段ネイティブがよく使うような構文だったり、間投詞や感嘆文といった日常的な英語も学べること間違いないでしょう!

【英語リスニング力をつける勉強法④】シャドーイングの注意点

パソコンの音声でシャドーイングをする画像
Image by Becca Clark from Pixabay 

シャドーイングはとても効率の良い勉強ですが、同時にとても負荷が高いので上級者向けの勉強法と言えます。そのため基本的な基礎力やリスニング能力、文の理解力がないとその効果を完全には発揮できないと言えます。

そこでシャドーウィングをする際の注意点をいくつかあげていきます!

しっかりと発音すること

シャドーイングにおいて負荷の高いリスニングを行うメリットは、自分がそれを発音しなければならないという前提があるからこそもたらされるものです。

ごにょごにょと誤魔化すような発音だと、しっかりとリスニングをしようという意識が薄れてしまい、インプットとアウトプットの両面において非効率的です。

意味を考えること

インプットした教材の音声の意味を全く考えずに発音してもシャドーイングの効果を最大限発揮しているとは言えないでしょう。

意味やイメージを思い浮かべながら発音することでネイティブの話し方や抑揚にも意識が向けられ効率が上がります。

もちろん初めから意味を理解してそれを伝えるというシャドーイングは難易度の高いことなので、2回目3回目と繰り返し行うときに意識できたらより良いでしょう。

教材を選ぶ

注意点というよりもプラスアルファの項目です。

シャドーウィングの教材を選ぶとき自分のレベルに合った教材を選ぶことはもちろんですがその内容が自分の興味のある分野だったり話題だと、 シャドーイングを楽しく行うこともできるでしょう。

【英語リスニング力をつける勉強法⑤】シャドーイングのための教材

シャドーイングのシャドーの画像
Image by Johannes Plenio from Pixabay 

ここではシャドーイングに使える教材として主に二つあげます。

YouTube上のプレゼンテーション

 YouTube 上にはたくさんの英語のプレゼンテーションが上がっています

特にテッドトーク がおすすめです。プレゼンターの英語だけでなく内容自体も面白いものがたくさんあるのでぜひ見てみてください。 

ポッドキャスト

Podcast 上には録音された英会話や一つのトピックに対するお話だったりがたくさんあります。

この中で自分の興味のあるトピックを見つけたりお気に入りの Podcast を見つけて隙間時間や通勤時間に再生することもできるでしょう。

【まとめ】シャドーウィングでネイティブに近い英語へ発展させよう!

英語ディクテーションの画像6
Image by Karolina Grabowska from Pixabay

いかがだったでしょうか?

 

シャドーウィングは上級者向けで、非常に負荷が高いですが、 しっかりとやれば非常に効率的な勉強法です。

 

隙間時間や通勤時間を通して1日10分やることはそんなに難しいことではないと思いますので毎日コツコツと続けていきましょう。

 

そのうち英語を喋っていると「前に Podcast でシャドーウィングしたものをそのまま今使えてるな」 ということすらも感じると思います。

 

こうなったらシャドーイングの効果をまじまじと実感できるようになるでしょう!

 

また、 初心者中級者向けにもさまざまな記事を出しておりますので、そちらも見てみてください。 

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