こんにちは、アメリカのVR英会話レッスンスタートアップ「イマース(immerse)」が運営する英語学習メディア「イマースラボ」で英語を研究している研究員の「SAKURA」です。
イマースが運営するイマースラボでは「英語で、世界へ」をテーマに「すぐ使える実践的な英語フレーズ」を紹介しています。
みなさん突然ですが、プレゼンテーションは得意ですか?
最近は会社だけでなく、学校でもプレゼンテーションを授業に取り込んでいるところが増えてきました。
ビジネスの重要なスキルとなりつつあるプレゼンテーション、さらにレベルアップするために英語で練習してみませんか?
英語でプレゼンができれば、社内や取引先のお客様にも一目置かれること間違いなしです!
今は英語でプレゼンする機会がないという方も、今後チャンスがやってくるかも知れません。
そのときに備えて、今から英語でのプレゼンテーションをばっちり練習しておきましょう。
ということで今回は、「プレゼンの最初で使える英語例文」をご紹介します。
はじめに
はじめに、英語で行うプレゼンテーションの構成について説明します。
英語のプレゼンテーションは主に以下の流れで進んでいきます。
1. 挨拶・感謝
2. 自己紹介
3. 内容の説明
4. 流れの説明
5. 本論
6. まとめ
7. 質疑応答
8. 挨拶・感謝
そしてこの流れは主に3つのパートに分けることができます。
Introduction(導入):1〜4
Main body(本論):5
Conclusion(結び):6〜8
今回はIntroduction(導入)にあたる、前半の1〜4までの部分で使えるフレーズや例文をご紹介していきます。
この前半部分は聞き手の関心を掴むプレゼンテーションの最も大切な部分と言えるところなので、しっかり練習してみてくださいね。
例文の紹介に入る前に基本のプレゼンテーションに関する表現をご紹介します。
プレゼンテーション: presentation [prèzəntéiʃən]
プレゼンテーションをする:give a presentation
1. 挨拶・感謝
プレゼンテーションを始める前に、挨拶をするのはもちろんのこと、自分のプレゼンのために時間を作ってくれたことなどに感謝の気持ちを伝えましょう。
こうすることで、聞き手も気持ちよく話を聞く態勢に入ることができます。
おはようございます、みなさん。
Good morning, everyone.
皆さん、こんにちは。
Good afternoon, gentlemen.
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
Thank you very much for coming today.
ようこそ弊社へお越しくださいました。
Welcome to our company.
今日この場にいられてとても嬉しいです。
I’m really glad to be here today.
プレゼンテーションをする機会をいただけることに感謝します。
I really appreciate that I could have the opportunity to present this presentation.
2. 自己紹介
挨拶が終わったら、自分の説明に入りましょう。
自分の経歴や立場を明らかにすることで、これから話すプレゼンの内容に信頼と説得力を持たせることができます。
もちろんプライベートや趣味などの話をして、聞き手との距離を縮めるのも一つのテクニックです。
場所や聞き手に応じて内容も変えていくことが必要です。
私の自己紹介をさせてください。
Let me introduce myself.
私は太郎です。
My name is Taro.
イマースで営業の仕事をしています。
I’m from Immerse Inc. and in sales department.
私は太郎と申します。イマース社のマーケティング部の部長をしております。
I’m Taro and I am the head of marketing at Immerse Inc.
プレゼンテーション以外のシーンでも使える自己紹介について、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
【ビジネス英語】様々なビジネスシーンに対応!自己紹介の方法3. 内容の説明
自己紹介が済んだら、今度はプレゼンテーションの内容に関する説明をします。
プレゼンテーションの大体の内容や目的を伝えることで、聞き手が本論を聞くための準備をします。
今回は◯○についてプレゼンさせていただきます。
I’ll give a presentation about 〇〇 today.
今日は〇〇について話します。
Today, I am going to talk about 〇〇.
今回のプレゼンテーションのテーマは〇〇です。
The theme of today’s presentation is 〇〇.
このプレゼンの目的は〇〇です。
The purpose of this presentation is 〇〇.
このプレゼンの後には〇〇について理解いただけていると思います。
After the presentation, you’ll understand about 〇〇.
このプレゼンテーションは御社の抱える問題を解決します。
This presentation will solve your company’s problem.
4. 流れの説明
内容に関する説明が終われば、今回のプレゼンテーションがどのような流れで進み、どのぐらいの時間がかかるのかを説明します。
今回のプレゼンの流れはこちらになります。
Here is the agenda of today’s presentation.
このプレゼンテーションは大きく分けて3つに分かれています。
This presentation is divided into three parts.
まずはじめに〇〇、次に〇〇、最後に〇〇について話します。
First, I’ll talk about 〇〇, then 〇〇, finally 〇〇.
プレゼン全体の所要時間は15分を予定しています。
The whole presentation takes about 15 minutes.
なるべく手短に簡潔に話していきます。
I’ll talk shortly and simple.
ビジネスの場では時間はとても貴重なものです。
相手の時間をもらっていることを忘れず、
必ず時間の目安を伝え、それを超えることのないようにプレゼンをしましょう。
プレゼンテーションのコツ
これまで英語のプレゼンテーションの導入部分で使える例文をご紹介してきましたが、ここからは少しプレゼンテーションのコツをご紹介しようと思います。
上手なプレゼンテーションを行うために気をつけるべきポイントは以下の5つです。
1. 表情
2. 声のトーン
3. アイコンタクト
4. 体の向き
5. 簡潔さ
では、それぞれのポイントを見ていきましょう。
1. 表情
プレゼンターが出てきて一番に見るのは、話し手の顔ですよね。
内容に説得力を持たせるためには、自信のある表情をすることが大切です。
自身のある表情とは、微笑むくらいの笑顔やリラックスした表情です。
もし出てきた人がすごく不安そうな表情をしていたら、聞いているほうも内容を信頼していいのか、不安になってしまいますよね。
人前で話すことは緊張すると思いますが、ぜひ自信のある表情を心がけてみてください。
2. 声のトーン
声のトーンも表情と同じくらい大切なポイントです。
表情と同じく、自信のある話し方を意識してみてください。
内容に応じて抑揚をつけて話すことで、聞き手に内容を理解してもらいやすくなります。
また、話すスピードもいつもよりゆっくりめを意識することで、落ち着いた印象を与えることができます。
3. アイコンタクト
話している時は聞いてくれている人に向けてアイコンタクトをとりましょう。
アイコンタクトをとることで、聞き手は「自分に向かって話してくれている」という意識が生まれ、よりプレゼンを聞いてくれる姿勢が生まれます。
一方的に話す、と思うのではなく聞いてくれている人に語りかけるようにするのもプレゼンテーションの効果的な方法です。
4. 体の向き
パワーポイントや資料を使って話す時、聞き手に背を向けてしまったりしていることはありませんか?
背中を向けてしまうと、話している声が聞き取りづらくなったりしてしまいます。
そのため、常に正面を向いて話すことを意識してみてください。
もちろん資料を指さしたりすることも大切ですが、あくまで相手に伝えるという意識を忘れずに行いましょう。
5. 簡潔さ
プレゼンテーションで最も大切とも言えるのが「簡潔さ」です。
人は長々と話をされても、その全てを覚えることはできません。
そのため、プレゼンテーションでは大事なポイントを簡潔に伝えることが重要です。
細かいデータなどは資料を見れば理解することができます。
話す内容はなるべく短くまとめることで、聞き手が理解しやすいプレゼンテーションを行うことができます。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回は「プレゼンの最初で使える英語例文」をご紹介しました。
プレゼンテーションは練習がとても重要です。
今回ご紹介した例文もたくさん復習して練習してくださいね。
次回の記事では今回紹介することのできなかった、締めの挨拶や質疑応答など「プレゼンの最後に使える英語例文」をご紹介しますので、そちらもお楽しみに。
今回ご紹介した例文を積極的に使って、仕事も英語もレベルアップさせてみてください!
ただ、「一人で覚えるのは苦手だし、不安だ」、「事前に練習したい」思う人もいると思います。
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